魚種別最適生育環境: Real Fish 

〓 シルバーアロワナ 〓
【学名】Osteoglossum bicirrhosum   SilverArowanaの成魚
成魚
SilverArowanaの稚魚
稚魚
【分類】アロワナ科
【分布】アマゾン河流域
【体長】?cm

Temp/℃25.0〜29.0
pH 5.5〜7.5
GH 2.0〜15.0
CO2(mg/l)0.0〜60
HNO3(mg/l)0.0〜9.0
NH3(mg/l)0.0〜2.0
Cl(mg/l)0.0〜0.2
成魚になる日齢38
繁殖可能日齢1000
健康度低下開始日齢3650
雌の繁殖周期365
産卵数17〜32
孵化日数12.0
最大孵化率(%)25

 '99 の 6 月、満を持して登場。古代魚の雄、シルバーアロワナ発売です。


 水質的には凡庸な魚です。悪質環境に対する耐久力も高く、特に問題となる部分はありません。
 その巨大なサイズに見合って かなりの大食漢ですが、食べる量の割には あまり水を汚しません。やろうと思えば **L 程度の水槽でも、飼育繁殖は可能です。大きいに越した事はありませんが。

 そして何よりも 大きく、そして長命です。10 年間も生き長らえれる鑑賞魚なんて、そうはいません。
 出来うる事なら、彼等が天寿を全うするまで AQUAZONEユーザーで居続けたいですね。


 アロワナは飼の好き嫌いが激しく、専用餌「AZアロワナフード」の他、嗜好性の高い動物性飼料の類しか食べません。詳しくはこちら

 しかし、本種の一番の好物と言ったら やはり「生餌」です。同一水槽内に他魚種の小型魚を投入すると、大口開けて近付いていき ペロリと腹に収めてしまいます。
 サイズが小さい魚ほど餌食になり易く、エンゼル系・クラウンローチ・ブラックシャークなどの大きめの魚種かつ 十分成長した個体以外は、捕食される危険性があるので混泳できません。

 ただし コリドラス・クラウンローチなどの底棲性の魚であれば、生域圏の違いから捕食される事はありません。
が、
 投入された餌に釣られて上がって来たところを、アロワナに襲われる危険性があります。(ToT)
 コリドラスタブレットを与えている場合には問題ありません。

 エンゼル系との混泳の場合、子育て中で「子守り」機能が働いていても アロワナの食欲からは逃れられません。 餌が投入され 稚魚が水面近くに来た瞬間、稚魚は哀れアロワナのおやつに…。(TxT)

 ……どのような魚種であれ、やはり混泳はお勧め出来ません。


 アロワナ科の特徴として、マウスブリーディングを行う習性が挙げられますが、これもAQUAZONE Ver1.7 に於いて再現されています。
 カップリング→産卵を行うと、その内に♂が 口を開いたまま卵に近寄っていき、「卵を口に含みました。」とダイアログが表示されます。

 卵の孵化には 12 日間を要し、♂はこの間 餌を取らずに卵を守り続けます。おとーさんガンバル!
 産卵から 12 日後、♂の口の中にあった卵は 最高孵化率( 25 %)で稚魚が誕生します。不幸にしてオスの口に守られなかった場合は、この半分以下に留まります。

 成魚になるまでの間、稚魚の満腹度は お腹にぶらさげた卵黄嚢のおかげで 100 %に保たれます。
 ただし、オスの口の中で保護されていない稚魚は、徐々に健康度が低下し、やがて[死因:親の保護がない]で死亡します。誕生時の健康度が著しく高いかった個体のみ、奇跡的に生き長らえる事があります。

 一旦口腔内に含まれた卵・稚魚は、ファイルに書き出そうとすると「親の保護が受けられなくなりますがよろしいですか?」と、確認のダイアログが出ます。
 これを無視して書き出してしまうと、二度と口に戻すことができなくなるので 注意が必要です(エンゼル系の卵・稚魚のように、水槽から書き出しても 親と子の関係が残るわけではありません)



ゴメン後はまた今度。
  

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