魚種別最適生育環境: Real Fish 

〓 グッピー 〓
【学名】Poecillia reticulata var   guppyの成魚
成魚
guppyの稚魚
稚魚
【分類】卵胎生メダカ科
【分布】改良品種
【体長】5cm

Temp/℃23.0〜28.0
pH 6.9〜8.5
GH 4.018.0
CO2(mg/l)0.0〜60
HNO3(mg/l)0.0〜8.0
NH3(mg/l)0.0〜2.0
Cl(mg/l)0.0〜0.12
成魚になる日齢64
繁殖可能日齢95
健康度低下開始日齢360
雌の繁殖周期33
抱卵数13〜29
抱卵日数30.0
最大孵化率(%)60

 Mekasia発売以降、あまり動きの無かったRealFishシリーズに、昨年から新しいラインナップが仲間入り。

 デーハーな体色、ピラピラした尾ヒレ、ポコポコ卵産むし、手間掛からないから、ナウなヤングにちょーバカ受けってカンジー な魚なので、この仲間だけを飼い続けるコレクターも数多く存在します。


グッピーと言えばブリーディングです。遺伝と掛け合わせの講義についてはまた今度。
 一応ここに遺伝形質と、遺伝形態の表を書いておきます。参考程度にどうぞ。



性差と体模様
 ノーマルな性染色体X・Yと、優性のタキシード遺伝子Tを持ったX染色体(XT)、コブラ遺伝子Cを持ったY染色体(YC)、の 4 種類があります。
 これらの組み合わせで雌雄の別と、ノーマル・タキシード・コブラ・コブラタキシードの表現型を作り出しています。

♀親から遺伝
T






ノーマル♀(ホモ)タキシード♀
Tタキシード♀タキシード♀(ホモ)
ノーマル♂タキシード♂
Cコブラ♂コブラタキシード♂


体色
 体表色素を決定する遺伝形質には、優勢遺伝子Aと劣勢遺伝子aがあります。劣勢ホモの場合、表現型がリアルレッドアイアルビノ(RREA)になります。
ノーマル (AA)ノーマル (Aa)
ノーマル (Aa)RREA  (aa)


ヒレの色と模様
 ヒレの色を決定する遺伝子は 3 種類で、赤色または青色を作り出す遺伝子・黄色を作り出す遺伝子・色の明るさを決める遺伝子 があります。
 ヒレの模様を決定する遺伝子は 1 つです。

 これら4種の遺伝子はそれぞれ 1〜100 までのレベルを持っており、個体の表現型は、二親から受け継いだ遺伝レベルの合計値によって 4 段階に分かれます。
レベルの合計値
0〜5050〜100100〜150150〜200
赤色/青色    
    
黄色    
色の明るさ明るいやや明やや暗暗い
ヒレの模様ソリッドグラスモザイクコブラモザイク


  

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