新規水槽作成
      何は無くともまずは水槽の用意。
 一応インストール時にセット済みの水槽が付いてきますが、サイズやレイアウトの点で見劣りがします。
 特に水草やアクセサリのレイアウトは、本人の感性がモノを言うところですから、既製品に頼まずに自分で組んでみましょう。

 −自分が見たいと思う水槽を作る−

 それがAQUAZONEを長く続けるコツでもあります。
    
・水槽サイズ

 新規に通常飼育用の水槽を作る場合、水量の値が大きい方がより多くの魚を収容でき、水質の管理も楽なので、出来るだけ大きな水槽を作ると良いでしょう。

 唯一の問題は、水槽のサイズが大きければ大きいほどHDDの容量を食い、作動時のメモリ使用量も増加してしまうと言うことです。こればっかりは何度か試して見て、自分のマシン環境にあったサイズを探し出してください。

 カスタムサイズで作ればディスプレイの画面サイズ以上の大きさの水槽も作れますが、大きすぎると水槽を開くだけでもかなりの時間を食ってしまい、ストレスが溜まります。やはり、水槽の全容が一目で把握出来た方が良いでしょう。

※補足 病気治療用や孵化用の水槽の場合は、そう長期間に渡って飼育する訳ではないので、小さくても構いません。



  アイテムの追加
      作ったばかりの空の水槽にいろいろなアイテムを追加していきます。ベアタンク(水質の管理を最優先し、中に何も入れない水槽)でも魚は飼えますが、それでは寂しいものですから。
    
・底砂

 実際の熱帯魚水槽では、水草が必要とする栄養分を含んでいたり、内存する金属イオンが溶け出して水質に影響したりします。

 が、
 AQUAZONEでは、何の意味もありません。単に水槽に彩りを添え、水草を植える際に土台として必要になるだけです。

 基本セットにも何種類か入っていますが、それ以外にも簡単なツールを使って自作する事が出来ます。詳しくはこちら


 既に底砂が入っている状態で新しい底砂を取り込むと、水草やアクセサリの配置をそのままに底砂だけ交換、なんてワケの分からない非常識な芸当も可能です。

 ただし、魚が取り込まれている状態でこれを行うと一瞬にして魚が死んでしまう、という現象が以前に確認されています。底砂の交換は魚をファイルに書き出してからにしましょう



・水草

 実際の熱帯魚水槽では主役の魚よりも世話がかかり、奇麗なレイアウトを維持する為には定期的なトリミングを必要とします。

 が、
 AQUAZONEでは全く成長せず、肥料も必要とせず、それでいて絶対に枯れる事のない魔法の水草になっています。

 水草は照明の On/Off でその振る舞いが変わり、『On』時には二酸化炭素を吸収する炭酸同化作用(光合成)を行い、水中の二酸化炭素(CO2)を吸収して酸素(O2)を放出し、さらに窒素同化作用によって硝酸(HNO3)を吸収して自らの栄養分にします。『Off』時には逆に二酸化炭素を放出し、硝酸の吸収もストップします。ここら辺はそこらの雑草と変わりませんね。


 酸素と二酸化炭素については、常時エアレーションによって一定値に保たれているので 余り気にする必要はありません。

 一方の窒素同化作用の方は非常に重要で、フィルターによるアンモニア(NH3)の硝化作用と併せて水質の清浄化にとって欠かせないものです。詳しくはこちら

 そんな訳ですから、種類は何でもいいから大きめなサイズの水草を数本、水槽の端っこにでも植えておいて下さい。



・アクセサリ

 水槽内に入れる飾りです。実際の熱帯魚水槽ですと、木化石を入れる事で水質をアルカリ性に傾けたり、流木を組み上げて魚の隠れるシェルターを作ったりと、いろいろなケースが考えられます。

 が、
 AQUAZONE内では卵を産み付ける為の魚卵床としての機能の他は、レイアウトの雰囲気作りの為のものでしかありません。お好きなモノを気に入った場所にレイアウトして下さい。

 基本セットに何種類が入っていますが、それ以外にもデラックス版に付属するアクセサリ・メーカーを使って自作する事が出来ます。



・餌&薬品

 これらは消耗品ですので、『ファイルの取り込み』からではなく、それぞれ餌/薬品コマンドの『新規餌&薬品の取り込み』から取り込みます。

 AZshopで購入出来る餌や薬品も含めると結構な種類がありますが、普通の熱帯魚を飼育するのなら、基本セット付属の「AZパウダーフード」と「AZ Chlorine Cut」、「AZ Green S」の 3 種さえあれば十分だったりします。

※補足 MEKASIAシリーズを飼う場合は、それぞれのオプションディスクに付属する専用餌と、「ジルコドラコ」に付属の「レドキシン25」を取り込んでおきましょう。



  





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