今日は静かな戦線
(2004.OCTOBER)

城壁の上にて、
「見張りって超ヒマだよなーなんか来ねーかなー」
「馬鹿な事を言わないでください、何も来ない方がいいに決まっています」
とかいう状況。
 そして一瞬後にトゥルースがこっち向いたとたん
 「何やってるんです!そんな端に立って、もし落ちたらどうする気ですか!」
 と怒られる。


時々、「ひらひらしているものや金属鎧や赤い物を無性に水彩で描きたくなる」という発作が
起きることがあります。
つまり私が水彩で描くラッシュの絵はだいたいこの発作の産物です。
落描きだからといって発色のよくない紙に描いたのが失敗でした。うわー。


外国で古い城塞などにいくつか行ってみて思ったのですが、城というのはその土地で
一番高い所に作られている事がよくあり、とりわけ城壁の上に登ると異様に眺めが良かったりします。
(防衛上の都合を考えると、至極当然と言えば当然ですけども)
で、そういう所に立っていると、高度がある上に遮る物がないためかなり風が強く、
更に「布地の多い服やマントを着た人がこういう所に立つと、風で服が煽られて
下から見た時に壮観だったんだろうな」とか、そんなような事を考えたりしました。

あと、なんとなくおまけのらくがきがあります。




■■糸玉を辿る■■